2011年06月17日

カイブツ VS 源平


分からない人はまったくわからないであろうアプリの話し

今をトキメク、アプリ内課金 For iOS


ダウンロード課金&アプリ内広告でのビジネスがもう無理だろうと各社わかってきた今日この頃

落としどころとして

無料DL+アプリ内課金

に次なる道を見出そうとしている


無料DLでユーザ側のDLハードルを一気に下げ

アプリ内課金で課金への誘惑をかける

この課金方式は不思議なくらいの差が出る傾向にあって

 ◆課金しない人はまったくしない

 ◆課金する人はめっちゃする

のような感じになる

ロングテールのような部分がまったくないわけではないが

非常なまでの偏りは注目する必要がある

どうしてだろう?


実際に現在トップセールスの上位に位置する

カイブツクロニクル と 源平対戦絵巻+

というのを試してみるとそれがすぐに理解できる

まず「まったくしない人」は置いといて「めっちゃする人」を


前提として他プレイヤー(他人)としっかりとつながっている(ソーシャル)こと

それは通信(ネットワーク or ブルートゥース)という理念が

争いを誘発させ、課金側に絶対なる優位性を持たせるような作りになっている

課金をすれば圧倒的なリーチが生まれる(しかも恐ろしいほどの短時間で)

結論から言えば「アイテムを買う」という認識より

時間を買う」といったほうがあきらかにマッチングする

時間をかけてコツコツ積み上げればそこにいけないこともないが

時間+運 か 少量の出費(出金)ならば 普通の大人ならばどう考えても後者を取る

しかも悪魔のカード決済(チューンなカード含む) m9( ゚Д゚) ドーン!

これが「カネ」を使っている感覚を麻痺させる ((´д`)) ブルブル…


そして人間の悲しき特性が働き

課金をしないならばしないままいけるが

一度するともうタガが外れ、それが当たり前かのように課金していく

一度味わった快感(優越感)は忘れられず、また得ようとする欲求

ギャンブルで大勝をすると、それを上回る負けがかさんでも気にならなくなる悲しい性(サガ)

また、課金のハードルをさらに下げる為に

広告をクリックさせポイントを付与し

そのポイントをアイテム購入に反転できる仕組みすら組み込んでいる

無料で課金の優位性を体感できる

広告費用は入るわ、課金も増えるわで、もうデベロッパーはウハウハ


今後はこういったモデルと月額課金がメインのビジネスになってくるだろうが

どちらにせよ永続的に課金させるためにそれ相当のメンテナンスは必要になる

そのメンテナンス費用を超えた収入が生まれた時

ビジネスモデルの成功となる




ここが大きなポイントで、メンテナンスが必要ないモデルというのが存在する

さらにデペロッパーが得をするモデル

それは次回で







2011年06月16日

アンドロイドのアプリとWeb



アプリを無料で公開する際にマネタイズの手段として広告がある

昨今、アドネットワークやSSPといったサービスが乱立するなか

アプリにSDK組み込み方式での需要が高まっている


アンドロイドアプリの差別化の一つとして

ウィジェット

があるが、これは激しくインプレッションを降下させる可能性がある

特に情報配信サイトはそのアプリを起動させいかに多くのページ(PV)

を増やせるかで広告料が決まってくるとすれば

アプリを起動せずとも情報の確認が出来てしまうウィジェットは

確実に足かせになってくる

ウィジェットは差別化の機能としてはiPhoneアプリと比べて突起しているが

広告収入モデルでは諸刃の剣

ただ、それがあるものと無いものとではユーザは確実にあるものを取るので

単に機能を付加しないというわけにもいかず

非常に悩ましいところ


導線としてアプリを起動させるような仕組みにするか

むしろウィジェットの機能だけを有料化させるような取り組みが必要になる


とまぁ対策はいろいろだろうがもう一つ

ほんとにアプリのままでいいのかどうか

アンドロイドはその本体マーケットの利便性の悪さから

レビューサイトの需要はおのずと高まってくるとみているが

すでにそういった類のサイトは活気付いてきている兆しにある

特に専門性に特化したサイトが人気で それ相当のPVを軒並み樹立している

萌えロイドやアンドロイダー、ミートロイドがそれに当たるが

差別化の意味からすれば萌えロイドは圧倒的と思われる


そういった流れから考えればサービスやシステム自体も

Webで展開していくほうが今後のマーケットの伸びがあるようの思う

FLASHなども自由に扱えるアンドロイド端末ではそれを加速させるのではないかとみている


アプリ開発はそれ相当の開発工数がかかる割には収益がまだまだ少なく

ましてやメンテナンスにかかる工数は計り知れない

さらに多種多様な端末を要するアンドロイドワールドにはいささか手を焼く

そういったことからもやはりこれから少し先を見るのであれば

アプリではなく Webサイトを確立させていったほうが

成功の鍵なのではないかと





posted by DJ:SiR at 02:46| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月14日

スマートフォンプラットフォームという概念


昨今スマートフォンアプリに搭載される

プラットフォームというのがにわかに色めきだっている

それはOpenfeintやPankiaに代表されるアチーブメント(解放型ラベル)や

リーダーボード(ランキング)等々の機能を持った組み込み型SDKの総称



ちなみにiPhone(iOS)ではGC(GameCenter)という無料のプラットフォーム提供されている

機能はその他のものとほぼ互角で若干見劣りする程度

#デザイン的にはまったくいけていない

これが次回のアップデート(iOS5?)で大幅に改修され「若干見劣り」していた部分が

他と遜色ない程度まで改変される

#デザイン的にはまったくいけていないまま


その他のプラットフォームとGCとで何が違うかというと

「有料(アセット販売含む)」or「無料」

だけである

だけであるにも関わらずこれが非常に大きいことになっている

同じものを導入するのにわざわざ有料のものを入れるアホォはそうそういない

むしろ、標準で搭載されていて尚且つ安定稼働が保障されているほうを取るのが定石


実際にプラットフォームビジネスを行っている企業で「儲けている」という話は聞かない

なぜならば既に「無料」展開されている市場に乗り込むためにはそれなりの販売リスクがあり

#「ビジネス」をやっていくには相当難しい市場(要はキャッシュフローの仕組みづくり)

かつ、SDKという運用費用(メンテナンスフィー)が膨大にかかる上、

サーバ等々を重ね合わせていけばその費用は倍々ゲームである

実際問題、iPhoneはまだいいとしてもAndroidの各端末の豊富さや次期への発展速度

その他OSなんかを考えると震えが止まらない


この中で戦っていくとすれば、一つの勝算としては

「明確な差別化」

にあるとみている

差別化は特化されたカテゴリでは抜群の普及率を持つことができ

メンテナンスに関してもピンポイントに絞れるので幅が狭まる



このただでさえ少ない市場(今現在)でさらにカテゴライズしていくことに

いったい何の意味があるのかまったくわからない

むしろそれは「逃げ」にしか感じられないくらいである


結論を言えば「プラットフォームビジネスには(まだ)手を出すな」

ということになってしまう

それに追い打ちをかけるようなiOSのアップデート

各社がどんな施策に出てくるのか今後の市場から目が離せない